
NewsPicksの就活生向け公演会で、箕輪さんと田端さんがお話されていた内容が大変面白かったのでご紹介したいと思います。
田端さんについてご紹介
・1975年生まれ。 ・慶應義塾大学経済学部卒業。 ・株式会社NTTデータを経て、株式会社リクルートへ。 ・ネットベンチャー企業への投資活動、ネット戦略を担当。 ・2003年に『R25』の源流となるプロジェクトを立ち上げ、『R25』創刊後は広告営業の責任者を務める。 ・2005年4月ライブドア入社。 ・livedoorニュースなどのサービス統括を経て、2008年4月から、livedoor ポータル、ブログなど事業全体の責任者であるメディア事業部長に就任。 ・LINEの法人ビジネス担当上級執行役員。
現在はファッションECモール「ZOZOTOWN」やPB「ZOZO」を展開する株式会社スタートトゥデイのコミュニケーションデザイン室長です。
世の中にバズを仕掛けるプロモーションの第一人者ですね!理論的なお話から下ネタまで、本当に自分の全てを曝け出すかのようなトークが面白い!その常識外の行動や発言から「サラリーマン信太郎」とも言われています(笑)田端さんTwitter(@tabbata)
※追記 7月上旬に田端さんの新刊「ブランド人になれ」が発売。金魚鉢理論も載っているようなので、ぜひお買い求めを!
田端さんの金魚鉢理論
Twitterでも絵を描いて投稿してみました。普段絵なんて全然描かないのに、何となく条件反射的に手を動かしてしまいました(笑)それほどストンと頭に入ったのかな?
田端さん(@tabbata )の金魚鉢理論が面白くて分かりやすかったので、普段全く描かない俺っちが絵にしてみた。
組織に新しい風を吹かせるためには無知であることが武器になる場合もある。#金魚鉢理論 #新入社員 #若手力 pic.twitter.com/hRZubstwch
— Masaru Nishida 2.0@箕編&旅写文 (@masarun8) 2018年4月22日
①水槽の中に金魚がいます。
これは水槽は組織(会社・家庭)、金魚は社員や家族にあたります。
②水槽の真ん中に透明な板を入れます。
透明の敷居を入れると、金魚はなぜかわからないが板の向こうには行けないんだということに気づきます。そうすると、今行動できる範囲だけで動きます。
③しばらくして板を抜いてももう片方にいく金魚はいません。
あっち側には行けないんだと思い込んだ金魚は、板が抜かれても同じ場所で行動するのだそうです。これは組織に属した社会人なら誰でも思い当たる節があるのではないでしょうか?いつの間にか、勝手に行動範囲が決まってしまっている。本当は向こう側に行けるのにも関わらず、それに気づいていない。
↓解決するにはどうしたらいいか?
④新しい金魚を入れると、”何も知らない”が故に自由に泳ぎ、残りの金魚もつられて移動するようになる。
組織に新しい人材が必要な最大の理由がこれですね!新入社員はもちろん、中途採用含めて新しい風を吹き込むためには血の循環が必要。何も知らない、馬鹿者だからこそ、凝り固まった組織の壁を壊すことができる。
んーわかりやすい!
箕輪さんも言っていましたが、「無邪気な馬鹿が思考停止を溶かす」これですね!
成功者や既存社員は過去の経験に囚われて、成功体験を忘れることができない。例えそれが間違っていることでも。何の経験もない、無知だからこそ突破できることがあり、それは自分にとって大きな武器になるんですよね!
このお話、就活生や新入社員に向けたものですが、そうでない元から水槽に入っている金魚、所謂既存社員は思考を停止しないためにどうすればいいのでしょうか?
それは勇気を出して同じ水槽にいるだけではなく、違う新しい水槽にも入ってみることかなと思いました。金魚の場合自由に行き来はできませんが、人間は自分から動けば違うコミュニティに移動したり、複数属したりすることは可能です。思考をアップデートするには、同じ場所にいるだけでなく新しい刺激を得られるものに触れることが大事。そうすれば、透明な板を抜かれたときに、その変化に気づいて行動ができるのかもしれません。
前田裕二さんのお話も面白いのでぜひチェック!
まとめ
私は新入社員や就活生ではありませんが、この理論は自戒の意味も含めて常に頭に入れておきたい大切なことだなと思います。また、自分の子供がこれからまさに就職活動に突入するので、シェアしました。
これから社会に出る若者も、現在社会で活躍しているビジネスマンも活き活きと泳ぎ回る、そんな社会が実現するといいですね。
あと…図解がこんなにバズるとは思っていなかったなー(笑)需要あるならどんどん図解にもチャレンジしていこうと心に決めたTweetになりました。