今回の書評レビューはふろむださん(@fromdusktildawn)著書の「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」です。タイトルを見て皆さんどう感じますでしょうか。長いのもありますが、「勘違いさせる力」とはなんだ?と思うでしょう。その謎は読み進めていくうちに徐々に明らかになっていき、最後は非常に腑に落ちる本の構成になっています。

この本は、日常に当たり前に蔓延った考え方や常識の奥に潜んでいる「思考の錯覚」に着目し、その正体に気づかせてくれます。そして、その錯覚をうまく利用することで人はもっと幸せに生きることができると説きます。

著書の中で特筆すべき点に絞ってご紹介していきます。

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ハロー効果

ハロー効果とは認知バイアスの一種。バイアスとは「偏向・偏見・歪み・先入観・編り」。

ハロー効果(ハローこうか、英語: halo effect)とは社会心理学の現象で、ある対象を評価をする時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて、他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。 後光効果、ハローエラーともいう。

このハロー効果を具体的にイメージしていくと、近年のSNSによる過剰なまでの猛批判が頭に浮かんできます。

例えば24時間テレビの番組構成や在り方についての批判。芸能人がチャリティーなのにいくらもらっているとか、マラソンをショートカットしているとか誰もその真実は知らないはずなのに、一方的にそうであると真実化してしまっている。「大多数の意見がこうだから、これが真実である」という歪んだ思考が生み出した幻想なのです。ハロー効果を取り除き、「本当の真実は何なのだろう」と考えていくと自然と世間と対立する構造になる。

 

また、有名人やインフルエンサー・著名人が言うことは正しい!と感じてしまうことも同じ。あの人が言うことだから、間違いはないと考えてしまうのもハロー効果。

 

つまり、人は客観的データよりも直感的に正しいと思う方を選ぶのです。そして、正しさよりも気持ちいいと感じる方を、交友関係も良好になる方を、自己保身に都合の良い方を選択してしまうのです。上司が言うことに疑問を感じても、下手に逆らったら出世が…という考えもこれですね。

錯覚資産

「錯覚資産」というのはふろむださんの造語で、心理学の世界では有名な「ハロー(後光)効果」に代表される、自分が有利になるように「人に錯覚してもらう」能力を経済学的な「資産」に見立てたものです。

前述したハロー効果などの認知バイアスをうまく利用して、それを自分の資産にすることを錯覚資産としています。

ブランドと言われるものの多くも、実は「錯覚資産」が大半を占めているのだ。

では、この「錯覚資産」というのはどのように作られるのか。

例えば容姿。イケメン・美人というだけで実は認知バイアスが働く。更にSNSのフォロワー。フォロワー数が多いと、この人は影響力があるのではという意識が働く。ブログ月間PV数100万、月収100万、起業した会社が上場…など、これらは全て錯覚資産となり得ることだ。

だから、錯覚資産を作ることこそが「ブランド人になるために必要な作業」と言えると思う。

但し、当たり前のことですが、嘘で錯覚することはNGだ。錯覚資産はプラスだけでなく、マイナスにも大きく働くことは前述した24時間テレビ批判の例を見ても明らかです。

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錯覚資産を知ってもらうこと

せっかくあなたに優秀な錯覚資産があったとしても、それを知ってもらわなくては資産としては成り立ちません。

この資格の面積が錯覚資産の大きさだとします。上の方が成果は6倍以上ですが、知っている人が少ないので錯覚資産としては小さい。逆に下の方は多くの人が知っているため錯覚資産は大きい。

このことから、伝える重要性というのがはっきりわかるかと思います。わかりやすい成果を出すこと、そしてそれを伝えていくことこそが錯覚資産を大きくする上で大切なコツなのです。

まとめ

重要な点に絞ってレビューしていきましたが、「思考の錯覚」とは誰しもが無意識に陥ってしまう本質的な脳のメカニズムの一種なのです。しかし、このような錯覚があることを認知するだけでも、全くそのようなことを知らずに生きている人と大きなアドバンテージを得ることができるのではないでしょうか。

自分にはどんな強みがあって、どう発信していけばいいのか。錯覚資産をうまく積み上げていくために、今すべきことは何か。考えるきっかけになる非常に良書でしたので、ぜひ一度手にとって読んでみてください。

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